メイプル礼賛 その4<木目>
よくビルのロビーや駅などの建物で使われている石材をよく観察すると
化石が見つかるなんて話があります。
足元をじっくり観察すると
意外と面白いモノが見つかることも、、、。
今回はそんな話です。
天然の木材を使った無垢床もつぶさに見ていると中々面白いもので、
時々「無垢床、良いねぇ」と思うのです。
メイプル材の場合、
木目がギュっと詰まった処が光を反射すると
モヤぁ~っと明るい玉虫色に輝きます。
こんな感じだったり、
こんな感じ。(カメラマンが下手で分かりにくくてすみません^^;)
綺麗に面取りされた箇所は鼈甲(ベッコウ)っぽく見えなくも無い…かな。
この“木”らしく無いモヤぁ~っとした光り方が
施主にちょっとした満足感を与えてくれるのです。 ニヤリ
住林のメイプルは
オプション樹種とはいえ決して高い部類ではありません。
樹種ごとに設定価格をまとめられていた
先日のグランドライフさんの記事、分かりやすかったです。
ですが、時折メイプルの中でも珍重される部位が紛れている事があります。
(ようやく話が今日の枕に戻ってきました)
例えばコレ、
レスポールの
“フレイムメイプルトップ”のあのトラ杢柄。
小さいながらもしっかりシマシマになってます。
そして、もうひとつは
いわゆる“バーズアイ”ですね。^^
<玉粒状の鳥眼杢が現れるものを「バーズ・アイ・メープル」と呼び、高級な家具材、楽器材として重用される。玉粒が多く、全面に均等に入るものは希少で大変高価である。>
(木材図鑑より引用 http://www.fuchu.or.jp/~kagu/mokuzai/maple.htm)
ごく薄いものも含めると、
我が家の床でも何箇所かでこの“ツブツブ”を見つける事が出来ます。
どの床材にもそれぞれに惹かれる特徴があると思うのですが、
ここ数回はメイプルを選んだ施主の個人的主観で
“メイプルのココが良い”を集めてみました。
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